整備ログを抜かりなく。メンテナンス管理表を作った 説明&配布(テンプレ)


ロードバイクのメンテナンス、
運用期間が長いと、パーツ交換や整備のタイミングを忘れがちになる。

「あれ? 去年のあの時に整備したよな・・・」と記憶を辿るが、メモリはすでに忘却の彼方。

そんなぬっかり脱却パスするため、Googleスプレッドシートで管理表テンプレを作ったのでご紹介。

ざっくり概要 ─ Googleスプレッドシート


Google スプレッドシート メンテナンス管理表(テンプレ) icon-external-link 

シート全体像。構成と役割

  • パーツの取付け時期
  • 走行距離&使用距離
  • メンテナンス内容

上記項目をまとめることができる管理表を作ってみた。

空欄部分もあるので、自由にカスタマイズして利用してみて。

次節、実際の運用の仕方を説明していく。

 

How to メンテナンス管理表

手順1
Google スプレッドシートをコピーする
Googleアカウントでログインした状態でリンクを開く

Google スプレッドシート メンテナンス管理表(テンプレ) icon-external-link 

ファイル→コピーを作成、で自分のアカウントにコピーすると編集できます。※編集権限リクエストはしないで。

手順2
車体基本スペックを記入

exampleとして スペシャ を拝借。

 

手順3
取付け/アッセンブルしている各パーツ情報を埋める

記載する情報の例。埋めるのは時間がかかる。

 

手順4
累積 走行距離を計算


1. 下段のセルに 走行距離メモ セクションがあるので、車体初乗りから走行距離を順次打ち込み。

2. 上部のセル 走行距離 累計(K列5) に現在の累計走行距離を記入。

3. 自動で 使用中 走行距離 に走行距離が一気に反映される。

 

手順5
運用中パーツの走行距離 自動計算

手っ取り早くGIFで説明。

1. メンテ/交換 日付セル・・・パーツを交換した日付

2. 取付/メンテ時 走行距離セル・・・交換した時点の走行距離を打ち込む

3. 使用中 走行距離セル・・・累計走行距離 ー 交換した時点の距離 = 取付してどのくらい走ったか 距離を自動計算

 

整備写真ログ シートの説明

整備したときに写真を取ってメモしたい場面を想定して作ってみた。
実際使うかは未知数だがオマケとして紹介。


Webにアップした写真の「画像アドレスをコピー」してシートにURLを貼り付ける

画像を挿入する方法だとファイルが重くなるので、ハイパーリンクを利用。

この手法は、Webに画像をアップしないと使えない。
GoogleフォトやiCloud、Twitter、Facebook、インスタ、Dropboxなど、なんでもいいから写真をアップして、画像の上で右クリック→画像のアドレスをコピーすれば、画像のダイレクトリンクを取得できる。

ちなみこのワザ、Twitterの鍵アカやFacebookの限定公開だったとしても、画像のダイレクトリンクは保護されないので不特定多数が見ることが出来てしまう。ノーガード。Everyone can see you. 注意喚起。

 

さいごに ─ メンテナンス記録を管理しておくと良いこと

きっかけは、整備に預けるショップが一ヶ所でない、複数多岐に渡っている。ということ。

そうすると、整備内容の情報が疎かになりがち。

作業するショップも「他所で整備した部分は知らん。依頼された箇所だけ点検/整備しとく」とまぁ実際それで仕方ないんだけど、
前提情報を共有できれば、トータルで整備がやりやすくなるかなと。

例えば、クルマ車検の場合は、
走行距離とかパーツ交換日とか最低限の情報を、車検証ドキュメントに記載していく習慣がある。

自転車もクルマ車検に習って、整備ログを補完できればと思った次第。

 

あと余談だけど、
自転車ショップって、メモ取らないお店が多くない!?

「口頭で伝えているけど、この人覚えているのかな?」と心配になって、後で確認電話がきたり、依頼とちょっとズレていたり・・・。(体験談)

「こちとら、お前一人じゃなくて複数を相手にしてんだよ」と思ってるかもしれないけど、だったらメモ取ってくれ と。(ショップ側がシマノが優遇してくれないって愚痴るのと同じあしらいを客にしてることになる)

 

人間なので 認識のズレ が出てしまうのは仕方ないけど、こういう指示書でお互い歩み寄りができれば此れ幸い。

各々ぬかりなく。


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