【cafeマップ】千葉･外房▶ カフェスタイル【サイクリング】

こんにちば。毎度のライドは千葉の外房エリアです。

自転車で走っていると、カフェの看板を目にしてお店を知る機会も多いもので、千葉外房エリアのサイクリングで利用したいカフェをまとめてみました。

遠方からの人は地域との交流に。地元の人は毎度のライドのアクセントに。

おしゃれな空間だとか、食事がおいしいとか、居心地が良いとか、至高の一皿とか、

私ごときが比較評価するのもどうかと思うので、一言コメントを添えるくらいに済ませて、あなたが感じ取ることを大切にしてほしいスタンスです。（手抜きではない）

そこで流れる時間とフィーリングの合うお店との巡り逢いを楽しみに、このエリアへ訪れた際はどうぞご贔屓に。

上の Googleマイマップ では、この記事で紹介していないお店もリストアップ。都度更新中。手っ取り早く一覧を見たいならマイマップの方をご覧あれ。

北から南へ紹介していきます。

長生エリア

長生ちょうせいエリアは、茂原市を中心とした 一宮町 白子町 長柄町 長南町 睦沢町 長生村 の1市5町1村を指します。“長生”ちょうせいって呼び名の浸透が薄いので九十九里エリアや中房総、外房とも呼ばれます。

千葉市を超えてこの長生エリアに入ると住宅地がまばらになって、自転車で走りやすい環境になります。国道や幹線道路は交通量が多いので避けた方が無難ですが。

房総カントリーゴルフクラブの桜トンネル

caffe macchinetta マキネッタ

店名にもなっている「マキネッタ」で淹れるエスプレッソ。

目印となる建物がないのでお店が見つけにくいけど、ナビに従うと現れるマキネッタ。地元で採れた食材での料理。数種類のコーヒー銘柄。お客さんが多い日はランチがなくなる場合もあるので電話などで確認してみよう。

Storia ストーリア

ピザ屋さん。いつも賑わっているので入るのを躊躇っているけど、事前予約してピザのテイクアウトもできるみたい。

ミハラシテラス ─ 野見金公園展望カフェ

野見金公園にできたカフェテラス。周囲を見晴らすことができる小高い丘の上にある。運営は長南町が行っています。

ちょうなん 西小 CAFE

2017年3月まで小学校としていた場所をカフェと宿泊施設にリノベーション。

運営はマイナビ 。2019年には子会社の (株)マイナビ地方創生 が設立され、今はそちらが運営元。

sou 里山カフェ＆ゲストハウス

建物はオーナーが3年かけてセルフビルドしたカフェ。店舗前の田んぼでは自前でお米づくり、裏山を上がっていくと自作されたツリーデッキがあったり、行くたびに拡張されていく話を聞くのも楽しみ。1日1組限定のゲストハウスが併設されている。

夏cafe

カレーとワッフルのお店。

すぐお隣に「 青 – ao – 」というイタリアンの店もある。

Barn’s バーンズ

イタリアンのカフェ。雰囲気が漂う建物は元は写真スタジオも兼ねていたそう。

休日はお客様で満席になることも多く、事前のお問い合わせがおすすめ。

Chicken And Chips

ランチボックススタイルで提供されるカフェ。食事をしてるとテイクアウトするお客さんもよく見る。

このお店のある九十九里ビーチライン(県道30号)沿いは飲食店が集まっています。マップにはリストアップしてないけど、サーフィンタウンな時間を感じられるStreet。

いすみエリア

いすみエリアは、長生エリアの南側に位置する。2005年、夷隅町 大原町 岬町が合併して「いすみ市」になりました。いすみ鉄道の始点になっている大原が中心街です。

自転車で走っていると大きく田んぼが広がっている平坦区間が多いです。大原漁港では毎週日曜、港の朝市を開催し賑わいをみせています。

農家の方が協力して田んぼの脇にスイセンを育てている「スイセンロード」

donner ドネ

大原海水浴場のすぐ近く。フレンチやベーカリーなどを提供している。

高秀牧場

牧場内にある販売所&カフェスペース。自家製の牛乳を使用した乳製品を提供。

Grain グラン

ベーカリー屋さん。都内のパン屋さんで働いていた方が敷地内の工房で製造から販売を1人で行っている。来客の多い日は売り切れてしまうことも。

酪農家が営む「よじゅえもんのチーズ工房」と繋がりがあり、ミルク・チーズ系のパンはご賞味あれ。

いすみポッポの丘 ─ カフェTKG

養鶏牧場さんが運営する鉄道車両パーク。2010年にいすみ鉄道の車両を購入したことをきっかけにこちらを開業。養鶏牧場は御宿町に所在し、そこから当日採れたての卵でたまごかけごはんを提供している。

市原・大多喜エリア

市原市は千葉県の中で一番大きく、内房の海側から内陸の方まで広がっています。紹介するのは高滝湖や養老渓谷の周辺のカフェ。

大多喜エリアは、お城とか小江戸とか、養老渓谷、たけのこ、天然ガス埋蔵などあるけど、わかりやすいレコメンドは難しい･･･。でも自転車で走っていると入り込んだ小道の先に知らない景色があったりして主要道路から外れてみるのもこのエリアの楽しみ方です。

手彫りトンネル (隧道) 巡りも最近メディアで紹介されてる (･･･気がする)

PIZZERIA BOSSO ボッソ

ピザカフェ。2013年にお隣の湖畔美術館リノベーションオープンの際に開業した。高滝湖を眺めながらピッツァれる。ちなみに東京･丸の内に姉妹店があるみたい。→PIZZERIA E BAR BOSSO 丸の内

季 珈琲-Toki Coffee-

高滝湖沿いにオープンしたコーヒー屋さん。ココらへんになんかカフェがあってもいいのにな〜と思っていたので待ってましたなスポット。ログハウスの中にはねこが住んでいるので気が向いたら戯れてくれる。

Mai Cafe → くにおか

里山広がる地域に住みたいと移住して始められたカフェ。地元で採れる食材を調理を通して、自然や季節を伝えることを掲げている。ランチなどは予約を推奨です。2020年2月6日から店名を「くにおか」に改める。→「くにおか」になります

Cafe Club BIG-ONE

山の中にかまえるハンバーガーショップ。国産和牛100%の本格的なハンバーガーや20種以上のスパイスで作るカレーなど、手を凝らしたメニューが光る。

元々お店は四街道にオープンしてたけど一旦停止して、2015年よりこの大多喜で再始動イグニッション。敷地内にはオートキャンプ場「風の村」がある。また2018年から 秩父あしがくぼ にてキッチンカーでの販売もしている。

バイカーに圧倒的な人気で、山の中にズラリとオートバイが並んでいる。そんなわけで待ち時間も多少覚悟で。千葉方面から走ってくるライドには丁度いい折り返し地点&目的地。

山里のジェラテリア 山猫

さすらいのかき氷屋さん山猫。その年によって営業場所が変わっていたけど、
→2021年4月より粟又の滝付近に実店舗 がOPEN。
氷の上にかける蜜は趣向を凝らしたバリエーションに富む。

もみの木庵

平成13年まで老川小学校の分校だった建物を利用。同年から地元の方が協力してそば屋さんとして営業している。メニューはそばメイン。周辺で蕎麦を栽培し、9-10月頃に収穫して11月頃に新そばとして提供している。なんでも茨城県-常陸ひたち秋そば系の品種を使用しているとのこと。周辺を走っているとやたら看板を目にして自然とそばを食べたくなってしまう。巧妙なサブリミナル効果。

御宿・勝浦エリア

御宿・勝浦エリアは、海沿いの交通量が多い幹線道路 もしくは、アップダウンが多いルートのどちらかを通る印象です。勝浦だったら朝市が知名度があります。またミレーニア勝浦というビバリーヒルズ的な整地された住宅地もあります。

勝浦湾を望む 松部漁港。

moonbow cafe&kitchen

御宿台という高台の一角にあるお店。ベーカリーも店内で販売。2021年10月 OPEN。

とき々堂┃Tokidokido

カフェ&ギャラリー。「勝浦の比較的山っぽい方にあります」というフレーズ通り、ホテル里杏りあん(閉業) の近くにお店はあります。店内にはカルチャー関連の書籍が豊富。

鴨川エリア

リゾートなイメージ漂う鴨川。海沿いのルートは思ったほどオーシャンを満喫できないのですが、長狭街道や大山千枚田含む嶺岡山系周辺の里山エリアは自転車で回るには楽しめるルートです。えぐい坂もチラホラありますが。

海の見える棚田「二子棚田」

具琥 ぐこ

鴨川の長狭街道と嶺岡山系に挟まれた田んぼが広がる一帯にあるお店。もともとは横浜の青葉台で中華屋さんとして営業しており、こちらの風景に惹かれて移転されてきたそう。定休日が土日なのでお店にはまだ入れたことがないけど、水田が広がるこの地域はぜひサイクリングで味わってほしいコース。

Cafe&Meal MUJI 無印良品 みんなみの里

無印良品が運営する総合交流ターミナル「みんなみの里」その中にある MUJIカフェ。都内でのメニューに加え、鴨川周辺で採れた農産物のメニューも提供する。

2018年6月25日千葉-鴨川 〝みんなみの里〟 ─ 無印良品がプロデュースする道の駅 サイクリング利用レポート

▲みんなみの里を紹介した記事

結び ─ Find Time, Local Time

沢木耕太郎がテレビに出ていて、こんなことを言っていた。

「沢木さんはどこかへ行ったらすぐ人に聞いてますよね、って言われるんだけど、僕はよくそうしてる」

この言葉を聞いて、あぁそうしていいんだよな、と気付かされた。(イケメンに限る、という邪推も横切ったけど･･･)

何か気になることがあったら人に聞くまでもなく、インターネットにアクセスすれば知りたい情報に多くがたどり着ける。(公表されているもの+αに限るけど)

むしろ、そのわずかな一手間さえしない面倒くさがり屋、とツッコミを受けてしまう時代だ。(ネットネイティブ世代は大人たちが「わかんないわかんない」言ってると、え? ネットで調べればいいじゃん、と内心感じていると聞いたことがある)

でもたぶん、サイクリング中の記憶を振り返ると、

正確な知識どうこうより、そういった体験に時間が刻まれていることがわかってくる。

複雑に考えないで自分にも取り入れることができたらと願う。
ただ私もオッサンなので小さい子供(特に幼女)には避けるに越したことないが･･･。

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カフェとは、起源を遡れば人と人が交流する場所として発展していった経緯があるらしい。

外房エリアでは2010年代から、地域に寄り添ったお店を開業してくれ、今ではこんなにも豊かなカフェスタイルが点在する。地元の住民にとっては身近過ぎて当たり前な出来事に魅力を感じ、それをアレンジして、都心部の人がこの地域に来てみたくなる橋渡しの存在にもなっている。

最近は頭をからっぽにして、そのお店に流れる時間を感じ取ることができれば と思っている。

お店でずっとケータイいじっていたところで、なんかそれ部屋にいるのと同じじゃん、ってなるし、休日中に着信が来るなんて碌な事ではないのだから（自分の場合）

そこに在る “なにか” を感じられるよう 心の感度はみがいていたい。

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