【レックマウント】スマホの画面が割れたので自転車への装着を考える【アクシデント】


こんにちば。

毎度のライドではハンドルにスマホを装着する派です。

 

まばゆい春のうららかな陽ざし、自転車に乗るのが気持ち良い季節。その陽気を感じると部屋から抜け出して外の世界に飛び出したくなります。

自転車に装着したマイケータイもそんな気分だったのか、ホルダーからすっ飛んでいき液晶画面がバキバキになってしまいました。Blown it all sky high ──

これも一人前のサイクリストとなるための洗礼。通過儀礼。と意味不明なポジティブを唱えるが、心中穏やかではいられません。

 

この記事は自転車にスマホを取り付ける悩みについて、ふわっと検討 ゆるっと考察していきたいと思います。

 

クラッシュのいきさつ

ハンドルの交換に伴い、これまで運用していたスマホホルダーも見直しする必要が出てきました。マウントを取り付けるハンドル中央の領域が狭いためです。新しいハンドルは “ITM X-ONE カーボンハンドル” というモデル。クランプ箇所の余白は 1-1.5cm くらい。

こうなると候補に上がるのは レックマウント の両アームナロータイプ。

新たに導入したレックマウントを運用中、自分の想定の甘さでスマホをクラッシュさせた。

ロードバイクにスマートフォンを装着しているこの状態で運用してて Fly away した

自転車と専用のスマホホルダーレックマウント製のスマホケースに貼り付けるアタッチメント使用

自転車にスマホの付けている斜めに嵌めて押し込んで回す → 固定される

 

 

スマホホルダー&マウントについて

これまでのハンドル周り

Sonyのホルダーとブライトンの純正片アームの組み合わせ
スマホをケースに入れて、スライドさせて装着。ゴツい。

これまで運用していたスマホホルダー SONY製 SPA-HB10

がっちり固定できて安心感はあり。走行中にうっかり落としても保護カバーのおかげで無傷だったりと防御力も十分。
しかし透明カバーは画面が見えにくい。タッチ操作もカバーが弾くので切り抜いた。新しいハンドルにはクランプ部が太くて付けるには厳しかったので交換する運びに。

次のホルダーの候補を探してみるも、いまいち納得いくアイテムが見つけられず、ライト装着を視野に入れたとき、やっぱりレックマントか・・・とレックマントの購入に至る。

レックマウント(現在の装備)

何かとロードバイク界隈では目にするサイコンなどを自転車に取り付けるプロダクトを手掛ける日本メーカーです。まずどんな商品なのか ウェブサイト に飛ぶと見た目の雑多さに購買意欲が萎えます。

レックマウント買っちゃうぞ〜 → うわっ、わかりづら・・・。Amazonで探そ → う〜ん良さげなのないからやっぱレックマウントか・・・ → うわ、ゴチャゴチャしてどれ買えばいいのかわかりづらい・・・。→ Amazon → レック → repeat. icon-refresh 

そんなループを3〜4回くらい繰り返します。ほかのブログの購入レビューを見ると通過儀礼みたいです。めげずに乗り越えてください。

 

レックマウントを購入したはいいけど、結果、お前のスマホ ぶっ壊れてるじゃん── (^Д^)9m

 

とツッコミどころなんですが、レックマウントのパーツや構造は全然問題なかったです。原因はスマホケースの方でした。今回の場合はスマホ本体だけがケースからはずれて投げ出された事故例になります。


事故の際、利用していたスマホケース。ペラい。

改めて見直すと、このスマホケースではぶっ飛びそうだと思わざるを得ない。でも壊す前の脳内シミュレーションではこのケースで問題なしと判断していたし、実際5〜6回のライドで運用し結構な衝撃でも無事だった。

ポイントは熱。暑くなった日のライドで、プラスチックの固定力が弱くなっていてホールドしきれなかったんだと推測。

 


使用しているモデルは両手持ちタイプの R+Narrow1

レックマウントは2018年後半から レックマウント+ という新規格も出してきました。

レックマウントの製品は全体的に値段高めですが、取り付ける際に「この品質・精度ならしっかり固定できて簡単には吹っ飛ばないだろう」と安心感を与えてくれる。ツール常連のワールドチームにもマウントを提供することもあるとか。twitter でマニアックなつぶやきを見れます。

 

ちなみに会社の所在地は千葉。中華製品がシェアを占める分野でニッチな商品に助かってます。

 

 

ハンドル周りの装備・運用を考える

ハンドル周りはなんの装備も付けないほうが望ましい。けどそうはいかないのが実情。

サイコン、ライト、スマホ、または小物バッグなど、メーカーはレース寄りを前提に設計しているので、ユーザーの拡張願望は取り入れてくれないように感じる。見た目の問題もハンドル周辺はゴチャゴチャしてるより、スッキリしていたい。美的感覚を優先するか便利さを採用するかの狭間で自分なりの最適解を探し出す複雑さに引きずり込まれる。

 

スマホ装着のジレンマ

ハンドルにスマホを装着する派、しない派に分かれる。

スマホを装着する派
・ナビを使用して走ることもあるから。
・サイコンの機能もスマホで代用してる。
・スマホを収納するポケットが確保できない。
・写真とかすぐに手にとって操作できるから。
スマホを装着しない派
・マウントを買ってない。
・いつものルートしか走らないからナビいらない。
・見た目がゴチャゴチャして嫌だから。
・そもそもスマホは家に置いてる。誰も俺を縛れない。

ロードバイクに乗り始めた頃はスマホ装着したい派でした。ただ慣れてくるとそんなに使用しないから無くてもいいかな、という気持ちにもなる。

けど土地勘がない場所を走るならやっぱり装着してあったほうが便利。ポケットから取り出すたびに落とさないように神経を使うのも疲れるのでハンドルに装着してあったほうが使い勝手いいです。

 

固定方法の種類

スマホホルダーの固定方法は3種類くらいあります。

  • 台座にゴムバンドで固定する
  • ポーチタイプのホルダーにスマホを入れる
  • メーカー専用のアダプターをスマホに接着する/専用スマホケースを利用


「台座にゴムバンドで固定する」via.Amazon

ポーチタイプのホルダーにスマホを入れる」via.Amazon


「専用のアダプターをスマホに接着する/専用ケースを利用」via.レックマウントPlus

一番普及しているのはゴムバンドで固定するタイプ。頻繁に取り外しする使い方だと固定が一手間。画面のエッジからスワイプする操作がやり辛そうなので敬遠した。

ポーチタイプは、手軽そうに見えて実際に利用すると、透明ビニールが太陽光を反射して見にくい。あとタッチ操作も弾いたりするのでイマイチ。でもレンタサイクルに取り付けてあったら嬉しい。

専用アダプターだとシンプルでスッキリ。iPhoneなら専用の一体型ケースがラインナップするけど、iPhone以外は自分でケースを用意しないといけないので用途に合うケースを探せるかがポイントになる。レックマウントを選んでおけば問題ないと思うけど。

 

おわりに ─

ロードバイクを買ってから、ハンドル周辺の装備にはヤキモキしている。かゆいところに手が届きそうでなんかイマイチ。という感じだ。ハンドルやステムメーカーが一貫で設計したアイテムを出せばいいのにと不満を思うことも。

サードパーティ商品で運用を考えるけど、商品の種類が膨大過ぎて何を選ぶか組み合わせるか悩んで次第に嫌になってくる。

最終的に最強は、何も付けるな!

というところに行き着くけど、そうもいかないのでこれからもハンドル周辺の模索は続くと思う。

ちなみに BONTRAGER のステムを使ってる人は Blendr という純正拡張パーツがあるのでオススメ。あとはスペシャやGIANTあたりが使いやすいパーツを作ってくれることを期待している。

もしくは「レックマウントが拡張性を考慮したオリジナルステムを発売する」にポルナレフの魂を全ベッドしときます。


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