こんにちば。
千葉の外房エリア レンタサイクル 提供情報をまとめてみました。
田んぼや里山、太平洋、開けた空が広がる地域。
自転車を活用すれば、自然や地域をより感じられる。気付くことができる。
どうぞポタリングあそばせ。
INDEX
市町村 (リンク先自治体マップ) |
車種・台数 | 料金 | お問い合わせ先 (レンタル施設リンク) |
いすみ市 | ママチャリ▶ 10台 電動アシスト▶ 4台 |
1回 100〜500円 |
いすみ市 観光センター(大原駅前) |
大多喜町 | シティタイプ▶ 10台 電動アシスト▶ 9台 子供用▶ 2台 |
1日 500円 |
大多喜町 観光センター (大多喜駅前) |
市原市 | 電動アシスト▶ 20台 | 200〜1000円 | 養老渓谷駅前 観光協会
市原市 観光協会 レンタサイクル |
茂原市 | ない (追って調査中) | 「サイクルベースあさひ」はあるけどレンタルはやっていない | |
長生郡 一宮町 | ロードバイク▶ 3台 ビーチクルーザー▶ 6台 普通タイプ▶ 4台 電動アシスト▶ 10台 |
1日 500〜1000円 |
一宮町 観光案内所 (上総一ノ宮駅前) |
長生郡 睦沢町 | ロードバイク▶ 4台 MTB▶ 4台 シティ・ママチャリ▶ 10台 電動アシスト▶ 4台 子供用▶ 2台 |
1時間〜1日 100〜1500円 |
道の駅 つどいの郷 サイクルステーション |
長生郡 白子町 | レンタルあり 詳細調査中 |
白子スポーツ振興ホテル組合(各宿泊施設でサービス提供) | |
長生郡 長南町 | ない (追って調査中) | ||
長生郡 長柄町 | e-バイク | 2h 3,000円 / 4h 5,000円 / 6h 7,000円 | リソルの森 (※宿泊してる人限定) |
長生郡 長生村 | レンタルあり | 無料 | 村役場産業課
中央公民館 |
御宿町 | 電動アシスト▶ 10台 通常タイプ |
400〜1200円 | 御宿町 観光案内所 (御宿駅前) カフェ・グッドネイバーズ |
勝浦市 | 電動アシスト▶ 20台 | 1日 500〜1000円 |
KAPPYビジターセンター (勝浦駅より5分) |
鴨川市 | 電動アシスト▶ 30台ほど | 2〜8時間 500〜1500円 |
かもがわナビ – かもチャリ
安房鴨川駅前 観光案内所 |
2020年3月時点。情報確認次第、更新していきます。
↓次節から実際の現場を一部ご紹介。
大多喜町。出払っていて1台しかなかった。顔出し看板はもみじから顔を出す斬新さ。
大多喜駅前にある観光センターのレンタサイクル。
「春先は人気でけっこう利用されている」とのこと。いすみ鉄道の撮影を楽しんでいる人が活用しているのを目にする。
余談だけど、顔出し看板。
ご当地の特色が出る、というか B級クオリティのウィットさに惹かれてやまない。狙いすぎず真面目につくってるけど、ちょっとズレてる絶妙さ。VOW的なおおらかさに、フフフッと和まされる。そのうち「チバニアン」が仲間に加わることを期待している。
顔出し看板に ひたすらハマって写真を撮っている人 を知って、「可笑しな趣味ね」の一言では片付けられない、追求する姿勢や楽しみ方など、その流儀に学ぶところがある(気がする)
高速バス
大多喜町 ⇔ 品川 を結ぶ高速バス。 2021年 コロナ影響でこの路線はなくなりました
鉄道アクセスが不便な 中房総エリア と都心部を行き来する役立つ存在。
小湊鐵道バス や 京成バス などいくつか運行会社がある。
千葉県側▶ 木更津、市原、長南、茂原、大多喜、勝浦、鴨川 etc.
都心部▶ 品川、羽田空港、東京駅、浜松町、渋谷、二子玉川、横浜 etc.
アクアラインを通って現地に到着すれば、外房エリアが気軽にアクセスできるエリアであることに気付くはずだ。
2019年9月にリニューアルOPENした 睦沢町 道の駅 「つどいの郷」
レンタサイクルのスペースを見させてもらった。
道の駅ということで、地元直産の農産物、コミュニティスペース、また温泉施設も併設。「温泉」と銘打っても周辺に火山活動はないので、地下水を汲み上げて温める方式だけど。運営は町営・・・なんだっけ?(委託してるかもしれない)
立地場所が駅から離れているので、車ユーザーでないと来るのが難しい。そういう立地問題は日本各地に散見される。
鉄道が敷かれていない地域は、その条件下で集客を呼び込む戦略を立てないといけない。10年以上前から、町おこしや地域創生などでいろんな地域が試行錯誤している。(鉄道どうこうより観光名所になる場所があるか否かの割合の方が大きいけど)
なかなか解決策が見つからず、決定打がない。
個人的にいいなと思ったのは、成田空港近くの芝山町 空の駅 「風和里」
レストランがメインで、地産地消の創作料理バイキング。地元民でもお喋りするために利用するのにちょうどいい感じが継続性を感じた。
「観光客を呼び込む」たって地元の人が積極的に利用しない施設をつくってしまうのはどうかと思う。地域のためにつくったのに全然地域のためになっていない。なんだか本末転倒ながっくりなモデルだ。
最近だと木更津に、音楽プロデューサー小林武史が代表を務める KURKKU が、サステナブル ファーム&パーク『KURKKU FIELDS』を 2019年11月オープンしてどういう支持を集めるか注目している。
代々木ヴィレッジ がオープンしたときは7年間の期間限定とかラジオで話していた記憶があるけど、アミューズメント業も継続させるノウハウは、地域振興のヒントになりうる。
導入するには資金があればいいけど、事前にランニングコストを算段していないと荒んでいく。
まずレンタサイクルの場合、メンテナンスを疎かにできない。
自転車整備ができる面倒見のいい人が管理してればいいけど、そういう人がいないレンタサイクルはコンディションに雲泥の差がつく。わかりやすく言えば歯磨きしないようなもので、口臭はひどくなるし、虫歯にもなる。自転車が自分の所有物なら自業自得で納得できるけど、「お金払ってるのに、ひどい自転車!」と利用者の不満が襲いかかる。
都内に増えたシェアサイクルの場合、上記の問題+バッテリー問題が加わる。
利用者が多いため、バッテリー充電が間に合っていないらしい。電動アシストができない自転車はただの重い自転車でしかないので、利用を避ける人が多いとのこと。
ロードバイクを購入して自分でメンテナンスするようになったから理解できることで、実体験がないと推測することは難しい気がする。
良い事だらけのようで、意外と観光地でのそういったレンタサイクルサービスがない理由、つまり導入の上での問題点を考えてみる。自転車本体の導入コストに関しては知れている。観光客の移動手段という意味で考えると、バスなどを整備する方が遥かにコストがかかる。一台五万円のクロスバイクなら百台入れても五百万円だ。バスを導入することを考えれば遥かに安くつく。
↑じてぼんさんの記事。
「1日10分ほど自然の中で過ごすだけで、精神状態が改善される可能性がある」
そんなネット記事を見かけた。
信憑性を疑うのも軽度に、「なんとなくわかる。リラックスやセラピー効果もあるだろう。」と反応してしまう。
「エビデンス」とか「オキシトシン」とか「ストレスホルモンのコルチゾール」の観点から説明するとどうなるの? と専門的なことを聞かれたらわからないけど、1日30〜50kmくらい自転車で走れば、ヘトヘトになってその日の晩はぐっすり眠れることは間違い。(自転車慣れしてる人は除く)
頭で考えるよりこぎ出してみることだ。案ずるより産むが易し。
日頃、無意識につくっている〝自分〟という境界線が、ほどけて とけて 自然とまどろんでゆく──
そういう気分転換のやり方を身につければ、ストレス社会、責任世代の大いなる支えになるだろう。(もう 救心 には頼らない)
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