こんにちば。
『KURKKU FIELDS/クルックフィールズ』は、
千葉県 木更津、里山広がるエリアに自然との共存を創り上げていくことをコンセプトにしたファーム&パークです。
自転車で立ち寄ってみたので現場の様子を ふわっ とお送りします。
INDEX
周囲は里山に囲まれたロケーション。| 千葉県木更津市矢那2503 icon-location-arrow
施設の場所は上記の通り。
かずさアカデミアパークのすぐ隣。
木更津駅からは10kmちょっと離れているので、電車→バス、クルマなどのアクセスが通常。
東京や横浜方面なら鴨川行きの高速バスが近くで下車するので直通で来れたりする。
自転車乗りなら鹿野山から15kmくらい。
いつものライドにマンネリぎみの時は、こういうスポットに立ち寄る目的を作るとまた違った楽しみが味わえる。
パーク全体を丘の上からの俯瞰パノラマ。おわん状の地形に施設が広がる。
パークの大きさは日比谷公園くらい?
周囲は緑広がるロケーションなので、空が開けて(ここら辺はどこもそうだけど)おしゃれテイストな建造物やアート作品、テーブルやベンチが点在している。
入場料は、2020年11月時点では、「オープン価格=無料」と設定されている。→〝オープン価格について〟
(まだ経過観察をしている状態で、意向によっては入場料を徴収するかもしれない)
ただ、イベントがある際は、入場料が発生したりするらしい。
パーク内のコンテンツは、
とカテゴリ分けされている。
パーク内のコンテンツはまだ成長途上。主体は農場なので、アミューズメント要素は少ない。
そこら辺は踏まえて行かないと「思ってたのと違う!」って相違もありそう。インスタ映えとは違う方向を目指してほしいけど。
農業体験や自然レクチャーなど〝自然との触れ合い〟をメインに据えている。
BBQも予約して利用可能。あとトレーラーハウスに宿泊できたりもするらしい。
icon-lightbulb-o HOW TO ENJOY ? ── KURKKU FIELDS の楽しみ方 icon-external-link-square
落差がある地形なので、パーク内を探索するのも軽いトレッキング感覚。歩きやすい靴を推奨。
音楽プロデューサー 小林武史 が 代表を務める 株式会社kurkku。
2005年─ kurkkuを創立し、エコ意識や環境問題に貢献する・取り組むコンセプトを掲げる。
2010年─ クルックフィールズと同じ場所に ㈱「耕す」を設立して、木更津農場として農産物を生産。
2011年─ 東京・代々木駅近くにレストラン&ショッピングモール「代々木VILLAGE」をOPEN。2020年12月に閉村→新形態でリニューアルするらしい。
2019年11月─ 千葉・木更津に「KURKKU FIELDS」をOPEN。
代々木VILLAGE オープン当初。植えられている植物が世界中からハントした珍しいプラントらしい。
2000年は「エコ」
2005年くらいは「ロハス」
2010年くらいから「オーガニック」「エシカル」
2015年くらいには「ダイバーシティ」
2020年は「サステイナブル」
ざっくりだけど、日本のトレンドはそんな流れのような印象を受ける。細かい年区分にはツッコまないで。
特に近年は「サステイナブル、サステイナブル」言ってれば万事OK。All Green. のようなメディアの風潮が蔓延している。J-WAVEのパーソナリティとか。
確かに Sustainable – 継続可能な〜 は重視したい視点だけど、日本のメディアが云うサステイナブルって、「持続できない存在=不必要」と感じる節がある。
持続可能な構造になっていないからと、弱者を蔑ろにするための一方的な判断指標に利用してないだろうか?
持続可能な存在になるために、みんなが画一化して右も左も同じ顔。そんな社会になった方がいいのだろうか?
サステイナブル云々の前に、「多様性」とか「少数派」の人たちでも大切にして、共存している社会を創る、って事が大前提にあってほしい。
そりゃ持続できるに越したことないけど、そのために強大な覇権勢力・構造を作って縄張りを主張するよりも、豊かさを分け与えてどんな人でも存在してもいい社会であってほしい。理想論だけど。
クルックフィールズのレビューで目にするソーラーパネルの景観問題。
「周囲にソーラーパネルがいっぱいでなんだかな」というもの。
ここではその是非については評価しないけど、フリーペーパーで知った情報をシェアしたい。
引用 ▶ 自然読本①「土木はいのちを守れているか」 via. 地球守
ソーラーパネルは、太陽光で発電する自然環境にやさしい発電方法と言える。
だけど、設置場所によっては、それが必ずしも良いとは言えない。悪影響を及ぶこともある。という見解だ。
例えば、山間部の斜面を切り開いてソーラーパネルを敷き詰めたりすると、雨が降ったときに雨水を蓄えておく自然界の原理が機能しない。結果降った雨水は勢いよく流れ下り、河川のキャパシティをオーバーしやすくなってしまう。
肥えてしまった現代の生活様式には、電気インフラは切っても切り離せない存在だ。
一朝一夕で解決できる問題ではないけれど、私たちは自然の循環システムのことをわかった気になってはいけないし、頭だけではなく、身体を使ってその営みを感じ取ることが解決への一歩だと思う。
2019年の豪雨災害で体験した痛みに対して、改善に向かうのか?
それでも見ないふりして変わらずそのままに “Fool on the Hill” なのか。
過去や歴史の出来事に学ばなければ、
私たちはまた同じ失敗や過ちを繰り返すことになる
ラジオで小林武史がサステイナブルのことについて話していた。
その放送を聴いて「あれ、思っていた考え方となんか違うな」と感じた。
人は、信じたい理想像を勝手に思い描いて応援して、勝手に幻滅して、勝手に裏切られたと傷ついて気を悪くする──。厄介な存在だ。
芦田愛菜が「信じる」ことに尋ねられ、こんなことを答えていた。
「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」
「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」
「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」芦田愛菜 ▶ 2020年9月3日 映画「星の子」完成報告イベントより
もしかしたら、小林武史だって「GoogleMapのレビューで手厳しいカキコミしやがって・・・。みんなのこと信じていたのに!」という気持ちになるかもしれない。もうそうなると「信じる」の応酬合戦だ。
個人個人の勝手な妄想によって作り出された「信じる」を押し付け合って、不快感にまみれていく。
「信じる」って「自分にとって都合が良いことだけウェルカム。不都合はゲッアウト!」って意味合いだっけ?
コレ、ぜんぜん〝サステイナブル〟じゃないと思う。
全て理想通りにはならない もどかしさを抱えている中で、共鳴する部分で支え合う。
それが〝人間関係的なサステイナブル〟なのかもしれない。
・・・そういうわけで、当方、ロードバイクブログを細々とやっておりますゆえ、
SHIMANO や TIME、Rapha など、自転車事業を展開されている企業の皆々様方におかれましては、
試供品や製品レビューなどウェルカムですので、お気軽にご支援・ご贔屓・ご恩情賜われれば甚く幸いです。
── 支え合い、信じてるからッ!!
住所 | 千葉県木更津市矢那2503 |
TEL | 0438-53-8776 |
営業時間 | 10:00 – 17:00 ダイニングのみ 11:00 – 16:00 L.O. |
定休日 | 火・水曜 (祝日は営業) |
入場料 & 駐車料金 | 無料。 (2020年11月時点)※イベント時などは有料もあります https://kurkkufields.jp/access-about/ |
Website | https://kurkkufields.jp/ |
そのほか外房カフェについては、こちらの記事もどうぞ↓