こんにちば。
住んでいる場所が田んぼが広がる地方なので、自転車ショップに飢えています。
2021年7月にOPENした〝SPECIALIZED MAKUHARI〟に入店してきました。
ついでに近くにある フランス発のスポーツショップ〝デカトロン〟に寄ったので併せて紹介。
後半ではロードバイクの購入を考えている人へ、千葉のスポーツ自転車ショップの比較/特徴を綴る。
INDEX
場所 | 営業時間 / 料金 / 台数 |
イオン幕張店 | 時間 ▶入庫: 屋上6:45から。1階9:00から。(土・日・祝は 朝6:45より【1階駐車場】も利用可能)
料金 ▶ <1> お買い上げに関わらず1時間まで無料。 収容台数 ▶1250台(高さ制限 2.3M) ※ナンバープレート撮影タイプ。無料時間でも精算手続きが必要。 |
県立幕張公園 Aブロック駐車場 |
時間 ▶24時間(年中無休)
料金 ▶土日祝日: 8時間以内600円。以後1時間に100円加算(機械式料金徴収) 収容台数 ▶63台(普通車) |
単独で駐車料金を支払うより、イオンで少しお買い物した方が全体で見ればお得。
県立幕張公園のすぐ隣 SPECIALIZED 幕張店
店内写真は撮ってないため 公式サイト のほうでプレビューを。
初めてスポーツ自転車ショップを訪れる人なら「あれ、意外と自転車が置いてない・・・」と感じると思う。
お店のターゲットが 経験豊富orお金持ち みたいな設定なので、こんな感じになる。
洋服屋で例えるなら、銀座や青山にあるハイファッションのショップに近い。
ユニクロ/しまむら/カジュアルウェアの店舗とはまた違うカテゴリ/棲み分けになる。
かといって「初心者お断り」というわけではないので入店しても問題ない。けど事前の認識は調整しといた方がいい。
試乗車できるモデル。ROCKHOPPERは手頃だけど他は値段を調べると驚くと思う。| via. SPECIALIZED 幕張店 試乗車
実店舗の有り難さは、実物を見れるand試乗車だろう。
一般庶民の感覚だと、何十万もするスポーツ自転車を現物を見ない/触らないで購入する=“ギルティ” 。弾糾されてもおかしくない行為だ。
ショップ的には「優柔不断なお客はNon優良」と圧を掛けてくるかもしてないけど、私個人は、めちゃくちゃ下調べ&懸念事項を払拭してから購入することを推奨します。
その場で見栄を張っても幸せにはなれないし、アフターサービスやライフタイムバリューを考慮してないお店との付き合いは長く続かない。
SPECIALIZED の試乗車サービスは、ほかのメーカーと比べプランが充実している。
よくある試乗車メニューは「店舗周辺で軽く流す程度」
スペシャは拡充してて「1日単位レンタル」を展開している。
ただスペシャ幕張店は、運営がスペシャ直結ではなく、株式会社エンデュアライフ運営のフランチャイズ契約(ライセンス?) リテールストアなので、1日単位のレンタルサービスは行っていない。
Test-Ride プラン | 対応店舗 | |
1日単位レンタルサービス
(最長8日間) 自分の走りやすいコースで試せる サドルやホイールなどもOK。 |
SPECIALIZED 新宿 (フラッグシップ店的な位置付け) SPECIALIZED 銀座 SPECIALIZED 厚木-神奈川 (SBC運営) SPECIALIZED 名城-名古屋 (カミハギサイクル運営) RABBIT STREET 本店(大阪)(ラビスト運営) |
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店舗周辺 試乗車
コンセプトストア |
福島 千葉 – 幕張 千葉 – 松戸 金沢 大阪 – 江坂 神戸 和歌山 福岡 |
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SPECIALIZED取扱いショップ▶リテーラーリスト ※スペシャ契約解除の騒動は LaRouteの記事参照 (Daysは無料会員でも読めます) 2021年8月時点 |
なるほど、わからん。(内部事情が複雑&ゴタゴタ)
エンデュアライフといえば、竹谷賢二さん。
NHK-BSのチャリダーでもお馴染み、ドクターという番組設定されている。
そして竹谷さんといえば、アテネオリンピックMTB競技 日本代表選手として出場。
幕張には マウンテンバイクコース が県営公園内に設置されている。
幕張MTBコース▶Map まだ敷地が余っているのでさらに拡充、は無理か。| via. 幕張県立都市公園
さらに千葉の内陸に行くとトレイルコース(けもの道レベル)がいっぱいあるので、MTBエリアとしてのポテンシャルはある。あとは開発するかどうか。(そういったら日本全国に可能性があるけど)
時代の趨勢は、グラベル/キャンプ/アウトドア みたいな方向だけど、定着するか一過性なのか──?
品揃え的には、SPECIALIZED 銀座 に近い印象。新宿店よりはボリュームが少ない。
スペシャ設立50周年(目前)記念で展開してるメモリアル商品。Special Eyes. 初期の頃のロゴデザイン。
グローブを購入しに行ったんだけど、2021年はアパレル関係の生産量がダウンしているそうで品数が少ないそう。(東南アジアがロックダウンの影響と推測)
入荷する予定はあるけど、購入タイミングを逃すとまた品薄で手に入りにくい状況が予想されるらしい。出掛ける前に問い合わせてから行こう。
※日本での実店舗は2022年に幕張店、神戸店とも閉店しました
「デカトロン」イオン幕張店 1階に入っている。国内1店舗目は神戸。
わかりやすくいえば、ワークマンのスポーツショップ版。
スポーツギアの価格破壊を起こそうとしている。
購入側には有り難く、生産/労働側としたら搾取が過ぎるビジネスモデル。あと製品企画会社にしても凶悪な存在ですよね。
そんなドロドロした感情を抱えつつも、製品視察/他社調査してきた。
車体も扱っていたのはちょっと驚いた。
また小物のラインナップも豊富。パニアバッグは日本だとあまり見かけないけど、バッグ本体や固定金具など欧州テイストを感じさせる。
通りすがりの人が「パリのセーヌ河岸で見るいつもの風景。僕にとって新鮮みがないことが成功の証だと思う。」とつぶやいてたとかつぶやいてなかったとか。
そのほかのスポーツ用品もオールマイティに揃っている。(80種類のジャンルを網羅)
スポーツデポ(アルペングループ)や、ヴィクトリア(ゼビオグループ)とかの店内イメージに近い。
個人的に、バッグの種類が豊富&お手頃価格なので買い足すときは第一候補になりそう。
登山とかトレッキング関係も日帰りくらいの用途なら、満足できるラインナップだと思う。
フランス発ということでデザインは悪くない。
けど商品品質や生地質感は、いま一歩。
これはワークマンの「価格×品質×設計」水準がヤバいので、ワークマン基準で比較にしない方がいいんだけど。
Raphaを持ち出すと、すでに業界のベンチマークとなるような存在になっている。パターン設計もシーズンごとにアップデートしているよう感じる。(ベトナム縫製が多いけど、現地の良い工場を抑えていると推測)
蛍光ウェアも揃う。(IKEAでも売ってたりする) まずは公式オンラインショップでチェック。
DECATHLON (デカトロン) 日本公式オンラインストア
デカトロンオンラインストアは、フランスに本社を置くスポーツブランドメーカー「デカトロン(Decathlon)」の日本公式オンラインストアです。80 種類以上のスポーツを取り揃えています。全品送料無料・365日間返品保証・ 安心のカスタマーサポート
店舗名(公式リンク) | 一言コメント |
ワイズロード 船橋 | スポーツバイク専門店、ワイズロード。唯一の千葉店。どのお店も最大級を謳っててよくわからんけど、新宿・川崎・東大和 ら辺が大きい |
セオサイクル ららぽーと 船橋 | セオサイクルは一般車も扱っているので、スポーツバイクの取扱いをしてるかチェック。“できるかい 笑顔” |
イオンモール サイクルテラス 幕張 | 国内最大級 〝自転車の聖地〟を謳っていた。こじんまりした試乗コースなど、品揃えバランスは良い。店員レベルはわからない。 |
セオサイクル 幕張ベイタウン店 | 行ったことない。 |
セオサイクル アリオ 蘇我 | 千葉の南の方に住んでる人にとっては一番近いスポーツバイクチェーン店。 |
TREK 千葉アリオ市原(直営店) | スペシャと同時期に千葉に進出。2021年9月オープン。 |
スペシャライズド 幕張 | 千葉に新たな豪雄現る。“Innovate or Die” |
サイクル・フリーダム | 洗車の鬼。千葉市競輪場ベロドロームの近くに移転。 |
FFサイクル | お世話になっております。他店持ち込みOK。展示車などはない。 |
サイクルハウス ジロ | 行ったことない。 |
サイクルコミュニティー Project-K | 行ったことない。評判はよく聞く。 |
カヤギサイクル | 行ったことない。評判はよく聞く。 |
なるほど、めんどい。
スポーツバイクを購入するためのハードル高すぎない?
初心者はショップ選定/相性チェックを乗り越えないと、購入→納車→自転車ライフ のスタートを切れない。
上記以外にも千葉に自転車ショップはあるけど、ひとまず初見は ワイズロード・セオサイクル・サイクルテラス あたりに行くのが第一歩。
東京の購入でも問題ないなら
とか巡ってみるのも楽しい。
GoogleMapのレビューを読んで「うわ、このショップ 塩対応なの?」「評価高かったけど塩対応じゃん」「どこもかしこも塩対応」って塩まみれになるのも楽しい ・・・楽しくねぇよ!どうにかしてくれッ!(心が叫びたがっていた)
「自転車が好き」だけではどうにもならないハードルが訪れる。
▶住んでいるエリア問題は重要。
自宅から半径50km、快適に走れる環境がないと継続ハードルが上がる。
▶住宅形態 → 戸建て or 集合住宅 問題。
戸建ての方が保管や洗車が楽チン。集合住宅はガレージ/物置がないと自転車の運搬がしんどい。継続ハードルが上がる。
▶自由時間も大きい。
結婚→子育て&家族時間優先のため趣味の時間は控えざるを得ない。継続ハードルが上がる。
▶収入力は己の鍛錬次第。
新製品が出たとしても見向きもしない。物欲に振り回されない。「今の自転車構成にオレは乗り続ける。充分満足している。」
これは到達したい境地。走ること自体を楽しむ/楽しんでいるって何より大事。あるタイミングでみんなが試される。
スポーツバイクを購入したのは6年前。(今のTIME)
9月頃から購入を検討&手探りで調べて、結局初乗りできたのは年を越えて3月だった。(半年間、右往左往)
初めは本屋でインプレ本を買って、ある程度候補をしぼって、新宿のスペシャに行き試乗した。
その後サイクルモード→セオフェスなど試乗した。最終的に現物に触れていないTIMEフレームが名古屋カトーサイクルでSALEだったので飛び込んだのだが。(ギルティじゃん)
事始めは調べれば調べるほど、いろんな情報に触れると思う。
「あのフレームはサイコー」「コスパがいい」「コレを選んでおけば間違いない」
たくさんの評価が溢れている。その中でどの評価に乗っかれば最終的に幸せになれるのか皆目つかない。
せっかくなので、なにか気の利いたアドバイスでも送りたいが、ケース・バイ・ケースがありすぎて単純に言葉にできない。
もし購入で悩んでいるなら「納得するまで試してみて」くらいだろうか。
あとインプレライダーの<身長・体重・体格・脚質>は念頭に入れて評価を見た方がいい。<好み>はサドル選びの如し千差万別なので数をこなすしかない。
例えば、上記で紹介したスペシャの試乗車レンタル以外にも、スポーツバイクのレンタルサービスは存在し、数年前より格段に増えた。
JRが行うB.B.BASEもレンタルサービスがあるし、日本代理店が試乗会を開催するタイミングもある。サーベロとかよく見る。
また地域の町おこしとしてサイクルステーションを設置している場所も多くなってきた。以前紹介した 千葉・外房▶ レンタサイクル – 提供マップ など。
南房総の方には 平群クラブハウス という自転車レンタル/サイクルツーリズムを推進する場所もある。
伊豆にはメリダベースがあるし、各都道府県に1ヶ所くらいスポーツバイクのハブになるスポット/コミュニティがあるはず。
結局、クルマと同じで、新車価格で購入した車体は、自分の手に渡った瞬間、売り価格が半減してしまう(涙目)
購入するまではこちらにアドバンテージがあり、選択する権利を持っている。
当初の狙いが叶わなかったとき、新たなモデルが出て、より良い選択になったり・・・。
いやぁ〜、改めて思う。
スポーツバイクを購入するためのハードル高すぎない─?
そう、スポーツバイクの購入って元々ハードルが高い!
それをサポート/補助するのがショップの役割。
だけど、ショップ側が機能不全に陥る場面が多々ある。
ビギナーはこの狭間に巻き込み揉まれて、乗り越えるか購入見送るかになるんだけど・・・。
趣味の範囲なので、自分に合ったペースで。
その時間の中に、Something For Your M.I.N.D. (あなたにとっての なにか がありますように)
ショップは都心部に多いけど、走るなら地方の方が最適というジレンマ。
ライディングレッスンとフィッティングに精通し、長年に渡りスペシャライズドを知り尽くした株式会社エンデュアライフが「スペシャライズド 幕張」を運営いたします。